しこりの診察

２０１０年　3月末

土曜日に、近所のかかりつけの病院の外科でしこりを診察。

ドキドキしながら、「胸にしこりがあるんです」と言ってみたら。
武田鉄也似の先生が「胸っていうのはどこですか？乳房ですか？」
と聞いてきた。

にゅ、乳房・・・。それってどの部分だ？　てっぺんか！？　全体の事か？？
とにかくグルグル考えて、結局。

「・・・・・すんません。乳房ってどこですか？？」

というありえない切り替えし＾＾；

先生は失笑気味に
「じゃあ、とりあえず　しこりを見せてください」
と診察を開始。

エコーによる診察をしました。
冷たいゼリーみたいな液を患部にぬってその上から機械のローラーを転がす感じです。

「あぁ～。これか・・・・。うーん。」
そんな反応で何度もしこりを見ていました。

数分後すぐ写真をプリントし、
「見た感じ、そんなに悪いようには見えないんだけど、乳腺症かもしれないし」
とのこと。
乳腺が炎症を起こしたりしてるだけかもしれないらしい。月経前などに多いらしい。

「とりあえず、月経が終わって2週間後くらいにまた診察してみましょう」
とのことなので、ちょっと安心しつつ帰宅しました。

自分の中では、7割くらいの確率で癌じゃないかも！と
少し明るく考えられていたと思います。

そういえば、診察後、
「こういうしこりは、『乳房』にしこりがあると言うんだよ。よく覚えときなさい！」
と先生に諭されました＾＾；

だって、今までそんな言葉使ったことないし！！
くそ～　お医者さんのバカ（；－；）とちょっと思いましたｗ

とりあえず病院へ！

ディズニー三昧から帰宅してすぐ、しこりの事を両親へ相談・・・。

もう私はすぐにでも病院に行きたかったんですが＾＾；
いたって両親は冷静で、
「変なとこに急いで行くよりは、落ち着いて病院選んだら？」
とのこと。

まぁ　たしかにそれもそうか？　とも思ったんですが、
でも、もう一刻も早く病院にいきたい気分でした。
少しでも早く癌じゃないって安心したかったし、
逆に癌だったら、1日も早く治療を開始したかった。

焦りのあまり、両親の対応にちょっと不満さえ感じました。
「2人とも、私の事なんて大して心配じゃないのかな・・・・。」
まぁ馬鹿な考えでしたが、こういう時はそう思ってしまうもので＾＾；

結局近所のかかりつけの病院に外科があったので、そこで診察してもらうことにしました。

しこり発見！

２０１０年の3月のことでした。
有給がとれたので、彼とディズニーランドに遊びに行って、近くのSPAホテルでゆっくり♪
翌日昼ごろゆっくり帰る予定になってました。

ディズニーも楽しんでSPAも満喫！
したんですけど＾＾；

彼が突然「あれ？　なんか変じゃない？」と・・・。

言われてみて自分の左胸を触ってみる・・・。
「あ・・・ホントだ。なにこれ？？？」

左胸の右下のほうにホントに小さい枝豆くらいの、しこりがありました。
わりと硬くて、硬い枝豆って感じ。梅干の種みたいな硬さでした。

うわ～。なんかヤバイ予感がする・・・。
まさか癌かな・・・。　とその時思いました。

私の祖父は胃がん、祖母は卵巣がん、きっと私もいつか癌になるのだろう。
と、幼いころから漠然と思っていましたが　もっと先のことだと思っていました・・・。

「大丈夫だよね？」と彼に聞かれ、
正直「そんなの分かるかー！」って気分でしたが＾＾；
とりあえず「大丈夫だよ！」と笑ってみる。

癌じゃないかもしれないし！　と、自分に言い聞かせて
私は翌朝自宅へ帰りました。
26歳、3月のことでした。